G・ワトキンス「致死性ウイルス」読了、感想とか諸々。
※『DEATH STRANDING』は次回へ
ペナルティメートがCAS(ComputerAddictionSyndrome)の原因になっているかもしれない!
CAS・・コンピューター中毒症候群
この小説平成9年(1997年)に訳されたもので多分書かれたのはもう少し前なのでかなり知識であったり用語が古いです。デジタルネイティブにほど近い今年二十歳の僕には少々難しかった。
しかし、1997年当時近未来SFとして書かれた作品が今やもう目と鼻の先で起こりそうな事柄を予想し書いたというの実に素晴らしく思った。
AIが人間の予想を超え成長しAI逆にコントロールされるというのは今となっては使い古されたプロットではあるが当時はまだ新鮮だったのではないだろうか?
2002年に発売されることとなる『メタルギアソリッド2サンズ・オブ・リバティ』にも影響を与えたのではないだろうか?
ただ物語の構成にやや難ありで、大体5人ぐらいの人物の視点をかわるがわる語るやり方のせいで全体的に集中できませんでした。
次回こそ『DEATH STRANDING』の感想などを書かせてください。