読書復帰戦に持ち込んだ本が最悪だった件について
しょうもないラノベのようなタイトル、二年前にはやったようなタイトルではあるが。
先日読んでいると書いた『クリスティーン』の上巻をようやっと読み終えた2週間ばかりかかってしまいその読書力の低さを露見することになったことはお恥ずかしい限りだ。
それでどうして復帰戦と称して『クリスティーン』を手に取ってしまったのか、またどこがどう失敗だったのか簡単にまとめたい。
まず、どうして『クリスティーン』を手に取ったかといえば非常に簡単だ。作家であるスティーブン・キング氏のファンであるからだ。僕はかねてより海外文学を好んで読んできた。特にスティーブン・キングであれば比較的最近の作品ではあるが、『11/22/63』や『ダーク・タワー』といったものを読んできたつもりだった。今回もそしてゆかりある彼の文章なら容易に復帰できるという僕の中での算段だった。
ではどこがまずかったのかといえば、それもまたごく単純だ。
一つ目は、出版年数が昭和62年であり、今からとうに30数年前の作品なのだ、つまり日本語が少々わかりずらい。ご承知の通り僕はおよそ2年ぶりに本を読んだのだった。
二つ目は、ページ数があまりにも多い。上巻だけで驚異の540ページもあるのだ。これにはさすがに驚いた、というか自分がいかにおよそ2年ものあいだ読書というものをしてこなかったかにあきれてしまった。
以上の理由がこの本を復帰戦にもってきて最悪であったと思う理由である。
まぁほかにもいろいろ挙げようと思えば挙げれるがそれはまた、後日書こうと思う。
物語自体は上巻のラスト100ページぐらいからようやっと面白くなってきたので下巻も読む気にはなった。ブックオフには感謝せねば。