G・ワトキンス「致死性ウイルス」読了、感想とか諸々。
※『DEATH STRANDING』は次回へ
ペナルティメートがCAS(ComputerAddictionSyndrome)の原因になっているかもしれない!
CAS・・コンピューター中毒症候群
この小説平成9年(1997年)に訳されたもので多分書かれたのはもう少し前なのでかなり知識であったり用語が古いです。デジタルネイティブにほど近い今年二十歳の僕には少々難しかった。
しかし、1997年当時近未来SFとして書かれた作品が今やもう目と鼻の先で起こりそうな事柄を予想し書いたというの実に素晴らしく思った。
AIが人間の予想を超え成長しAI逆にコントロールされるというのは今となっては使い古されたプロットではあるが当時はまだ新鮮だったのではないだろうか?
2002年に発売されることとなる『メタルギアソリッド2サンズ・オブ・リバティ』にも影響を与えたのではないだろうか?
ただ物語の構成にやや難ありで、大体5人ぐらいの人物の視点をかわるがわる語るやり方のせいで全体的に集中できませんでした。
次回こそ『DEATH STRANDING』の感想などを書かせてください。
A・クリスティー『そして誰もいなくなった』読了。感想とか諸々
そして、誰もいなくなった。
10人の兵隊さんが・・・・・
一人ずつ減っていく人と兵隊
ミステリ小説はあまり得意ではない、私はサイバーパンクでディストピアな作品が好きだ。
しかし、それを差し引いてもかなり読みやすい作品であった。4時間ほどで読んでしまった。先日の『クリスティーン』の難読さが身に染みてわかぅた。
内容に関して言えば、非常に面白い。何だろうミステリ小説といえばホームズなどは読んだことがあるが、その手口(クリスティーの書き口)は非常に斬新だと感じた。個人的にここがいけ好かなかった。
事件の解明もその後の手記によって明かされるのは少々後味が悪いように感じた。それがいいのか悪いのか、今後もクリスティーの作品を読んで勉強したいところだ。
次回は待望の小島秀夫監督による『DEATHSTRANDING』のプレイ後感想を書きたい。
S・キング著『クリスティーン』読了、感想とか諸々
実に興味深い小説だった。
2つの三角関係を中心に物語が進んでいく。
個人的なことを言えば上巻はかなり退屈だった、設定の説明やクリスティーンという一台の車との出会いを厚く濃く記されており、物事の進展があまりなかった。
しかし、下巻はその退屈さを忘れさせるほど鮮やかでありスリリングな内容で常に肝を冷やされた。
ジェットコースターと同様で、高く昇れば落ちる時はより強い恐怖を味わうことになるのだなぁと。
車が人を殺す、その車は決して犯行の跡を残さない、、、。執拗に迫ってくるその車の描写には作者の固執した車への愛すら感じられた。
総じていえば素晴らしい小説だったといわざる負えない。
が、これまで読んだキング作品の中では一番読みづらかったとも言える。
最近の課題で取り組んでいる僕のシナリオが偶然にも車の物語なのだ。
車とAIでありクリスティーン少し違うが、たまたま手に取った作品と自分のシナリオに共通している部分があり運命的なものを感じた。
クリスティーンを自分の作品に少しでも還元できたらと願う。
次の記事は、アガサクリスティーによる『そして誰もいなくなった』の感想とか諸々を書き記したい。
小島秀夫『創作する遺伝子』読了して
クリスティーン上下巻の休憩として小島秀雄監督による『創作する遺伝子』を読んだ。
kuronekotodevice.hatenablog.com
休憩として読むつもりだったわりに僕自身に与えたジャブの威力は計り知れないものになった。
監督の生い立ちを知れる一方で、監督を形作った様々なMEME達との出会いもあった。
そして、何よりゲームクリエイターを目指す自分との間に大きな格差を感じられずにはいられなかった。もちろん、現在の監督と比べることなどおこがましいにもほどがあるのは十二分に承知している。それでも。読んできた本の数やジャンルで比べてしまうと明らかに劣っている。つまり、体験してきた人生の数や経験の数がそれほど少ないのであれば引き出しの数、アイデアで差がついてしまう。
思うことは山ほどあるが、その大半は作品作りに持ちこむことにして今日のブログは閉じたい。
次回こそクリスティーンの感想を書きたい。
読書復帰戦に持ち込んだ本が最悪だった件について
しょうもないラノベのようなタイトル、二年前にはやったようなタイトルではあるが。
先日読んでいると書いた『クリスティーン』の上巻をようやっと読み終えた2週間ばかりかかってしまいその読書力の低さを露見することになったことはお恥ずかしい限りだ。
それでどうして復帰戦と称して『クリスティーン』を手に取ってしまったのか、またどこがどう失敗だったのか簡単にまとめたい。
まず、どうして『クリスティーン』を手に取ったかといえば非常に簡単だ。作家であるスティーブン・キング氏のファンであるからだ。僕はかねてより海外文学を好んで読んできた。特にスティーブン・キングであれば比較的最近の作品ではあるが、『11/22/63』や『ダーク・タワー』といったものを読んできたつもりだった。今回もそしてゆかりある彼の文章なら容易に復帰できるという僕の中での算段だった。
ではどこがまずかったのかといえば、それもまたごく単純だ。
一つ目は、出版年数が昭和62年であり、今からとうに30数年前の作品なのだ、つまり日本語が少々わかりずらい。ご承知の通り僕はおよそ2年ぶりに本を読んだのだった。
二つ目は、ページ数があまりにも多い。上巻だけで驚異の540ページもあるのだ。これにはさすがに驚いた、というか自分がいかにおよそ2年ものあいだ読書というものをしてこなかったかにあきれてしまった。
以上の理由がこの本を復帰戦にもってきて最悪であったと思う理由である。
まぁほかにもいろいろ挙げようと思えば挙げれるがそれはまた、後日書こうと思う。
物語自体は上巻のラスト100ページぐらいからようやっと面白くなってきたので下巻も読む気にはなった。ブックオフには感謝せねば。
忘れないうちに、アッ忘れた。
高校時代の時を少し思い出したので備忘録的に使いたいと思います。
僕演劇部に所属していたんですよね、演じる方ではなくて演出とかそっちの方をやっていたんですけど、今当時を思い出すと力不足だなと感じますね。
僕は脚本とかは書けなかったので部員に書いてもらった脚本をもとに舞台を作っていたつもりでしたがやはり、表現の仕方を直に学ぶ場所にいると個人的にあれは作れていなかったと痛感します。
あれをこうして、こうやった方がよかったとか当時も思いましたが、今はほんのちょっぴり表現の幅が自分の中で広がったような気がして増していろいろなことを思い出しますね。
昨日のことをとやかくいってもしょうがないですね。
で先日言ってた意識的に変えようとしていることのうちの二つ目なのですが、少しだけ本を読むようにしてます。
高校の時は結構読んでいたつもりなのですが、大学に入ってからはゲームばかりで本を全く読まないようになってしまったんです。今リハビリしているんですがかなりきついですね。20ページ読むことすらつらくなっていて、自分でもかなり驚いています。
特にスティーブン・キングが好きで今も『クリスティーン』を読み始めたところですが読みにくいのか、自分のおつむが弱くなったのかかなり歯がゆいです。
海外小説が大好きだった高校時代は遥か昔の話のように思います。
意識していることの二つ目はそんな感じです。
たった二つのことですが、自分の作品作りにポジティブな影響を与えれるようにしたいところです。
こんなところで今回はおしまいです。
いろいろ忘れないうちに記事にしたいです。できれば『クリスティーン』の簡単な感想も書きたいと思ってます、ではでは。
書き残そう、あなたの人生の物語
タイトルにした『書き残そう、あなたの人生の物語』ってはてなブログのキャッチコピーらしいですね。
ちょっぴりダサい気がしないでもない。
今日も少しだけ書いていこうと思うのですが、猛烈な台風19号が去ってからあんまり体調が芳しくない。まだ若干二十歳の若造ですが一人暮らしを始めてから体調を崩すことが多くなったように感じます泣
・意識していること
全く話が変わりますが、僕は今クリエイターを生み出すような大学に通っています。(やんわり)そこで、まぁ常に己の無力さや、周りとの実力の差に嘆いて叫んで苦しんでいます。そこで最近意識的にかえようとしているいくつかの習慣があります。一つ目は音楽を聴くことです。ジャンルは決めてません、最近のティーンに人気のポップスや、ダウントーンな洋楽など気ままに聞くようにしてます。何が今後の作品作りに変化をもたらすか全く不明ですが音楽を聴くようにはなりました。
大きな要因としてはAmazon Music Unlimitedにはいっていることがありますね。
もう一つも書きたいですがこの辺はまた次の記事でも。
で音楽を習慣的に聞くようになってから、ほんの少しではありますがストーリー性であったりそういうものを音楽にさらに追及するようになった気がします。
今日の授業でたまたま現役の映像監督(MV)多めの先生の講義を聞くことができたこともすごくいい経験でした。今年は様々な良い経験ができているのに自分の中でうまく還元ができていない気がして悲しいなぁ。そんな10月某日でした。
それではまた明日か明後日にも。
先日マウスパッドについての記事を書きました。ご覧になっていってください。
kuronekotodevice.hatenablog.com